毛糸が安い理由・・・工場用はもともと安い |
イタリー製の夏糸・1キロ巻き |
● 大量取引 ・ 100キロ〜トン単位での大量取引 ・ 1巻きのグラム数は1キロ前後 ・ 芯はリサイクル利用 手間がかからないので糸メーカーさんは安く供給できるのだと思います。 |
||
工場の利益って少ないんです(泣) |
● 毛糸は「原料」 あくまで「原料」にしか過ぎません。工場用糸の製造メーカーは多数ありますので、工場は「より安くて品質の良いメーカーの糸」を選びます。当然納入コストダウン競争が起こります。 ニット商品のコストは「加工費」「流通ルートの利益」が、かなりの割合を占めます。小売店は「売れ残りリスク」がありますので利益の掛け率も高くなります。¥49,800のブランドニットも糸値は意外と安いのです。 |
||
残り糸なのでお安く |
残り糸が発生するまでの流れです。 もし製造途中で糸が足りなくなった場合、補充する時間がありません。 ● そこで工場は最初から少し多めに糸を購入・染色します。 思わぬトラブルに備えての保険です。糸が残るのは想定内です。 残り糸は各ブランド・季節ごとの指定色なので他へ流用できません。 なので残り糸の費用は完成品の納入価格に含めて原価計算しています。 ● 残り糸は、もう利益を生まなくてもよい糸なのです。 |
||||
手間をかけないので、もっとお安く |
残り糸は「種類が多いのに在庫数がわずか」です。 例えば1〜2キロの糸が50種類など。 それらをすべて分類しデータ表記するのは現実には不可能です。 そこで品質・糸長などのデータ表記を省略しました。 その分お安く!というスタイルです。 シルク混・アンゴラ・イタリー製輸入糸なども全部同じ価格にしました。 分類もかなりアバウトです。同じグループでも色ごとに品質・糸長が異なります。 |
||
つまり・・・ |
ただし私どもは 「一般向け毛糸の素人」ですのでデメリットも沢山あります。 (ゲージ等のデータがない、在庫が少ない等) すべての方に向く内容・商品ではございません。 一般向けのショップ様と上手く使い分けてください。 |
||||